国葬って何だろう
2022.7.19
ここ数年続いてきたコロナの影響により、人の集まる葬儀が難しくなっています。
喪主側は、参列者を減らすため、あるいは参列者の負担を考慮して、
規模を縮小するなど、何かしらの形で葬儀そのものの簡素化や省略を選択しています。
(新聞のお悔やみ欄などに、“なお、葬儀は近親者で済ませました”と後日報告の記載が多くなりました)
本心は、「できれば、これまでのように葬儀を行いたかった」と考えていたと思います。
一方で、参列する側も、実際の葬儀に参列できなかった人や取りやめた人が多くなったと推測します。
とにかく、コロナの影響を大きく受けているのです。
参列できなかった、取りやめた人も、
「何かしらの形で弔いたいと思った」「遺族の方に、お悔やみをお伝えしたかった」
と考えているのです。
いずれにせよ、葬儀に対する考え方、やり方が以前とは大きく変わってきています。
なのに、
なぜ、
何を考えて
国葬なのか。
なぜ、いま、大勢の人が集まる、集める
国葬なのか。
よく、考えて欲しい。
多くの日本人は、
コロナ下である事を慮って、
参列してくれるであろう人達の事を慮って、
故人の事を慮って、
これまでのように葬儀を執り行いたいのに、
葬儀を簡素化しているのです。
わかりますか?
>自民党の茂木敏充幹事長は19日の記者会見で、
>「国民から国葬について『いかがなものか』という指摘があると認識していない。
>野党の主張は国民の認識とかなりずれている」と主張した。
野党の主張はともかく、
自民党の主張も、
国民の認識とかなりずれていると思います。
安倍さんのお葬式は先日営まれたばかりです。
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